集中力

 

 「うちの子は集中力がありません。」と嘆く親がいますが本当でしょうか。TVの宣伝で「子供が集中できる時間は数十分、だから一日十数分の学習で力がつく云々‥。」と聞き私は耳を疑いました。このような考えに至った理由はほとんどの保護者が机に座って勉強する姿勢の持続時間で集中力を判断しているためだと思います。しかし集中力という定義は一つの事柄に長時間従事できることを指しているはずです。たとえばマンガを読んでいる時は長時間同じ姿勢で熟読、声をかけても返事すらしない。ゲームは何時間でも体を揺さぶりながら続けられる。これも立派な集中力です。朝から晩までパチンコに興じていられる大人も素晴らしい集中力があると言えます。交響曲の指揮者が10分おきに交代しますか。 F1レーサーが10分おきに交代できますか。健常者であるならば集中力がないということはまずありません。 
 ではなぜ一つの事柄に集中できるのでしょうか。いいかえればなぜ長時間同じことを続けても脳が疲労状態にならないのでしょうか。仁科研ではこの脳の疲労の原因の一つを神経伝達物質の新陳代謝不全にあると考えています。楽しいことを続けているときは疲労解消システムが働き常に脳のシナプス間を活性状態に保っていると考えています。同じ考え方を学習においても応用し長時間集中できる状態を可能にできるはずです。もちろん具体的に学習等に活用するときは個人差を考慮し子供たち自身にその方法を教えています。このことは仁科研の大事な仕事の一つです。
 集中力に大きく関与している脳の機関の一つに視床部が挙げられます。この視床部の情報の選択制が自分自身の脳をコントロールし集中力として表れています。この応用例に、他人が視床部の選択制を手伝うことを催眠と呼んでいます。自身で視床部の選択制をコントロールすること一つを自己暗示と呼んでいます。
「仁科先生、勉強の仕方がわかったからもう自分でできる。また困った時来るね。」この言葉を期待しつつ指導に当たっています。

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