top of page
短期記憶について
「ワーキングメモリー」
ワーキングメモリーとは、実験生理学では動物が報酬獲得のために一定時間の間先行刺激に関する記憶を保持していることを指します。つまり、ある認知課題の遂行に必要な情報を、必要な期間だけ能動的に貯蔵するメカニズムがワーキングメモリーです。簡単に具体的に説明すると様々な認知活動(会話や文章の理解、判断など)を行うには、さっきまで何をしていて、今何をしているのか、また、次に何をすべきかを覚えている必要があります。このようなヒトの日常生活の認知活動に必要な情報を保持するための短期記憶をワーキングメモリーとします。
「海馬